かさねがさねの想い 2 終了しました
―被災地の今を描いた巨大画。
そしてそれぞれの思いを表現するアーティストたち。
被災地の空に響き渡るような、演奏、歌、朗読―
被災地の今を描いた大作「南三陸の黄金」。震災後活動を続けてきた沢山のアーティストたちがこの作品の前に集い、それぞれの思いを表現していきます。ここで皆様と共にかさねあわせる想いが、私たちの故郷が再生へと向かう、精神的な活力になることを願います。
アーティストの皆さんには、出演料なしで出演をご承諾頂きました。本当に感謝しております。
たくさんの被災者の方々に来場して頂く為に入場無料で開催します。
震災から一年半経過した被災地の現状を描く為に、2012年9月に南三陸町を訪れました。
津波により町のほとんどが消失して、建築物の基礎などの瓦礫だけが残り、それを生い茂った雑草が覆い隠していました。
町の中心部だったと思われる場所にぽつんと立つ、鉄骨だけになった防災庁舎の内部の空洞と、ひとつの町がごっそりとなくなった空洞感。
この二つの物理的な消失が重なり合い、作品のイメージができあがっていきました。
夕焼けの光を受けて一面が黄金に輝いている情景に、この土地の美しさと、故郷再生への希望を表現した作品です。
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